全力で稼ぐことをやめてみた結果、私が見つけた人生で最も大切なもの

HELLO WORLDヽ(=´▽`=)ノ
真里です。
私は
お金の不安から稼ぐこと、人生で金輪際止めたい!
と思い立って、半年間無職でいた期間がありました。
生活費の全てを支払えなくなり経済的にはどんどん追い詰められていった反面、時間の余裕が生まれたおかげで
「自分の人生において、本当に望むものとは何か?」
という問いかけにじっくり取り組むことが出来ました。
私は元々、仕事大好き人間でした。
どれだけ大変でも、社会や人と繋がることは私にとっての喜びでした。
だから、妊娠しても仕事を諦める気なんて更々無くて。
妊娠や出産、子育てがどんなものかを知らなかったというのもあるけれど、今思えばそうとう無理をして仕事をやってきました。
そんな私が半年間全力で休んだ結果、あることに気づいたのです。
10年後、もしも私がまだ生きていたなら。
きっと、今と同じように仕事に打ち込むことは出来る。
けれど・・・
10年後、きっともう娘は今のように「ママ、ママ」と私の後を追いかけ、必要としてはくれない。
10年後、一緒にゆっくりと旅をしたり、食卓を囲む時間はないかもしれない。
10年後、娘は13歳(当時はまだ娘は3歳だったので)。
中学1年生の娘にはきっともう私が関わることのできない「娘なりの人生」がスタートしていて。
どれだけ願ったとしても今のこの3歳の時間は二度と戻ってこないのだと。
妊娠しても出産しても仕事のことばかり考えている私を見て、それまで母と父には何度も
なんで真愛ちゃん(娘)の為に生きてあげられないの!!
と言われてきたけれど。
当時の私は二人の言葉には耳を傾けることはありませんでした。
子育ても、仕事も、両方うまくいく方法があるはずだ。
むしろ・・・私がやりたいことを娘を理由に諦めてしまったらそのほうが娘に対して失礼だ。
そんな風に信じていたから。
けど・・・
半年間、無理やり自分を仕事から引き剥がし、毎日ご飯をゆっくり作って、娘といっぱい遊んで、季節の風や草花の変化に気づき、日々のことを丁寧にやっていったら、自分がどれだけのことを見落としてきたかに気づいたのです。
娘の今は「今しかない」のだという当たり前のことにずっと気づかなかった。
その瞬間から、私の「やりたいこと」の優先順位は大きく変わりました。
少なくとも私の手を離れるまでは娘と心を通わせる時間を取ることを最優先にしたい
そう強く願いました。
私にはまだまだ沢山の夢があります。
娘を最優先にしたい!と願っていなかったら・・・
はたまた、もし子どもがいなかったとしたら・・・
多分それはもう色々なことに手を出しまくって自分の限界まで夢に挑戦し続けていると思います(笑)
でも、今の私にとって「自分の幸せ」の中に「娘の幸せ」も入ってるから。
娘の幸せなしに、自分の幸せはないから。
夢を実現する為に、娘との時間を犠牲にすることは私にとっては本末転倒なのです。
これが私が「1日2時間」という時間制限を自分に課した理由です。
仕事が大好きすぎてすぐにオーバーワークしてしまう私にとっては、そのくらいでちょうどよかったと思います(笑)
大切なものはいつも目の前にある。
それを本当の意味で思い知った30歳の冬でした。
あの時・・・怖くて怖くて震えながらも全力で立ち止まることが出来て、よかった。
2年前の私の勇気と、どんなことがあっても一緒にいてくれた娘、そして支えてくれた全ての人達へ感謝を込めて。
真里